2013年12月3日火曜日

TX650(xs650)エンジン組み上げ

エンジン組んでいきます。
その前にヘッド廻りのO/H
シート面の当たり幅はあまり広がってはいませんでしたが、荒れていたので軽くシートカット
4ストエンジンのヘッド廻りは重要です。
圧縮漏れのほとんどがヘッド廻りが原因です。
シートカット後バルブラッパーで擦り合わせて光明丹であたりチェック。
当たり幅1.3でバルブフェースの真ん中あたりに。
バッチリ
擦り合わせ後バルブスプリングも組んで
燃焼室にガソリンはってポートに滲みがないかもチェック
バッチリ

それではオーバーサイズピストンとボーリング済みで耐熱ブラックのシリンダー組んでいきます。
シリンダーの真ん中のカムチェーン通る部分にチェーンテンショナーとチェーンスライダーがあります。
スライダーのラバーが剥離してケース内に落ってる事多いです。
このエンジンは落ちてませんでしたがいずれ落ちるでしょうから交換。
そのラバーが運悪くギアに巻き込めば物凄い異音発生するらしいです。
 脱脂と潤滑を分けて組んでいきます。
そしてカムシャフト
圧縮上支点でカムシャフトのギア部の切りかけを真上に合わせる。
カムチェーンの前側を張った状態で見る。
カムチェーン伸びてたら切りかけずれます。
って事はバルブタイミングもずれる。
調子出るわけないのでその場合交換
でもこのエンジン全然伸びてません。
大体伸びてるんですけどねぇ。
一度変えたのかな?エンジン過去に開けた形跡は無かったんですが。
最後は規定トルクで締め上げ。
しかし程度の良いエンジンです。
早速車体に乗せる。

いいねー!!(自画自賛)


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