2013年11月27日水曜日

TX650(xs650)一気にペイント

 シリンダーはボーリング出してるんでその間ヘッドまわりみていきます。
とりあえずバルブ外してシート面当たり幅チェック
規定値は1.3㎜
今までの車両は倍ぐらいの当たり幅になってる事が多かったのでシートカットが必要になってました。
この車両は、、、
なんと1.3㎜!
当たり面カーボンも噛んでないし
一度ヘッドに手を入れているのかな?
バルブガイドのガタも無いです。
カーボン除去して擦り合わせぐらいで済みそうです。

この車両ほんと程度良くて作業が楽です。
くたくたな車両は大変。
しかしそんな車両でも一個一個のパーツからボルトまで
丁寧に錆び落としやリペイントしていけば見違えた様に蘇ります
バイク知らない人が見たら「これ新車?」って言います。まじで(笑)
結局どんなベースでも毎回同じレベルまで仕上げます。
続きまして各部ペイント前にあっちこっちスムージングしていきます。
これはステムアンダーブラケットの要らない部分をバンドソーでカットしてます。
削る手間省く為にぎりぎりまでカット
フロントフォークボトムケースのフェンダー取り付け部分もスムージング


そして塗装
とりあえすフレームから

フレームなんかは艶ありブラックですが、ステムやステー類は半艶、
ハンドルは艶消しって感じで微妙に変えてます。
そっちの方がメリハリがでてイイです。
一晩置いて、ネジ山をダイスやタップでさらって、グリスアップしながら転がる状態まで組み付け
タンク、フェンダー、電装ボックスはカスタムペイントするので仮組してイメージ
こんな感じにって頭に浮かんでいるけど再現するのが難しい

 最近物凄くいい色(味?)って思った画像を拝借
  • 色ってか錆び
    黒ベースに赤錆色とプライマーのくすんだブルーがいい
    自分あんまりハイテックな感じの塗装は好きじゃないです。
    どちらかと言うとクラシックな雰囲気が好き
しかしカスタムペイントはほんとセンスが大事ですね
ペイントで台無しにならないようにしよう!

一気に塗ってしまいたいですが車の急ぎの仕事が入ってきたのでしばしお預け

2013年11月23日土曜日

TX650(XS650)エンジン O/H

 エンジン降ろしました。
このエンジン外観は錆びも少なく結構きれい
早速開ける

 
摩耗も少なそうだし、燃焼室もカーボン少なめ。
開けなくてもよかったくらいかな?(笑)
しかし



とりあえずピストンクリアランス計測
 
規定のクリアランスは0.05㎜
0.1超えるとオーバーサイズ入れてもいいかなって感じです。
 
まずマイクロゲージでピストン測って、それを基準にシリンダーゲージでシリンダー計測

測ると
0.11㎜
はいボーリング(笑)
外見と中身は違いますね~




TX650(XS650)電装ボックス チョッパー

 制作物の中でタンク以上にめんどくさい電装ボックス
 
今回はペイントしたかったので鉄で制作しました。
 
一枚の鉄板を切り出し、曲げーの溶接
 
簡単に言いましたが、フレームとのそりを合わせて他のパーツとのクリアランス等
 
何度も確認しながらの作業なので時間がかかります。
 
 
 
 
 
リアフェンダーの逃げのせいで中は狭めです。
 
各電装部品を固定するステー等もちゃんと付けてます。
 
 
 固定するとこんな感じ。
 
バッテリーはスイングアアーム下に取り付けます。
 

 このフレームとの均一なクリアランス
 
最高!
 
 
スピードメーターはこの位置
 
タンク、フレーム、フロントフォークをかわしてさりげなく付いています。
 
 
 
この制作途中のベアメタルな状態ってすごくかっこいい
 
でも錆びるから色塗らないとねー。
 
 
早速ばらしていきます。
 



2013年11月20日水曜日

TX650(XS650)続き

シートベース制作やリアフェンダーの取り付け等、細かい所やってます。
電装ケース、バッテリーケース制作する前に
配線を整理します。
このTX、入庫時はどこかのショップ?でバラバラにされた状態でした。
配線も段ボールにこの状態で詰め込まれておりました。
とりあえず何が何だか解らないので全部剥きます。
そして要らない配線を省いて右の状態。
かなりすっきり
純正のヒューズは4つ(メイン、イグニッション、ライト、その他電源)に分かれています
1つしか付いてなかったので危ないから4つに戻します。
車両の制作注文頂いてますがベース車両がまだ入荷しておりません。
少々お待ち下さい。
ちなみにこのTXは注文ではありません。
気になる方はご連絡お願いします!

今日はマジでさぶい!
早く帰って風呂にはいろう
って日付替わってるやん!
まぁ明日(今日)定休日だからいいっか

2013年11月18日月曜日

いつもながら迷うTX650(XS650)

今回タンクはローマウントなのでハンドルも当然低めがいいとは思ったのですが
 
ちょっと溶接ハンドル合わせてみようと思って
 
パイプ切り出しの曲げの
 
 
仮合わせするが
 
なんかダサい
 
タンクとハンドルの高さも合ってない
 
ライトの位置もちょっと高い

 
溶接ハンドルは却下して低いハンドルにライトステーも作り直し


 うん、まとまった!


なんだかんだであんまり進んで無いけど
 
バランスが一番大事
 
昼間は来客であんまり進まないのでがっつり残業して進めたい所ですがかわいい子供達も待っているので帰ります。
 
 

 
 
 


2013年11月16日土曜日

TX650(XS650)タンク

今日は子供の保育園の発表会で昼から出勤です。
 
いや~わが子は可愛いですね(^^)
 
今日もあんまり進んでないTXタンク続き
 
 
幅も詰めたマスタング
ピチッと擦り合わせてから
左右を点付け
 
 
そして本溶接
 
 
裏波もしっかり出てます。
 
 
溶接すると鉄板は歪みます。
 
裏表溶接ビード擦ってからプラニシングハンマーで歪み取って
 
↓のような仕上がり
 
 
 
プラハンでほとんどパテいらないぐらいフラットになります。
 
やっぱりパテまみれのタンクは何かイヤですよね。
 
ガソリンの容量減りそうだし(考えすぎ?)
 
 
今日はエストレア納車です。
 
なかなかイカした方でした。
 
 
似合ってます!
 
いつでも寄ってくださいね!
 
 
 
今日も冷えてきました。
 
今から以前勤めていた会社の同僚と一杯やってきます。
 
 
 
 


2013年11月15日金曜日

TX650 ( xs650 ) タンク制作

TX650の続きいきます。
 
 
てかここまで来るとXSでもTXでも同じですね
 
 
とりあえずマスタングをあてがってみる
 
 
マスタング使うときいつも思う
 
下面の丸みが嫌い
 
いつも叩いて丸みを殺してたのですけど今回は下面カットします。
 

かなりすっきり。
 
TXやXSはメインチューブがかなり角度がついてるので超ハイトンネルになります。
 
こんだけハイトンでセンターにタブ付けて二点どめだとエンジンブレーキの振動でタンクがうなりだしますので下側も固定します。
 
続く。
 
 


2013年11月12日火曜日

納車整備 エストレア トライアンフT140

車の仕事が忙しかったので少し更新空きました。
 
エストレアオーナー様のハンドル回りを極力すっきりと言うご注文により、
 
配線の簡略化、ウィンカースィッチをキーシリンダー後ろに移設
 
 
 その他点検も済まして試運転
 
ウィンカーのこの位置、案外使いやすいですね!
 
後キャブのスローが若干濃いかったので番手を一つ下げました
 
全開域セッティングも見るためアクセル全開
 
エストレアってこんなに速かったけ?
 
と言うくらい快調!
 
バッチリ納車待ち状態です。
 
 
続きましてトライアンフT140
 
発見した不具合箇所
 
イグニッションコイルのステンレスホルダー
 
ステンレス板曲げて制作しましたが板厚が薄い為、振動で少しクラックが、、、
 
板厚を増して作り直しました。
 
 
こちらも試運転しまして完了です。
 
黒フレームのトラ
 
カッコいいな
 
旅立って行くのが少し寂しい
 
 
毎回真剣に作ったバイク達が
 
新オーナーに大事にされるのを思い浮かべて新たなバイク制作にかかっていきます。


2013年11月10日日曜日

ESTRELLA SOLD-OUT

エストレア
 
SOLD-OUT
 
 
県内の方でしたので今日現車見て頂き、ご成約です。
 
実際に顔を合わせて、実車も見てもらって決めて頂くのは嬉しいかぎりです。
 
きさくな方で楽しくお話させて頂きました。
 
写真より実際見る方がいいよー!なんて言ってもらってして。
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
 


2013年11月7日木曜日

TRIUMPH T140

きれいに塗りあがったフレーム
 
塗装の為に脂っけは全て落としたので、またグリスアップしながら組み付け
 
塗りたてのフレームに重いエンジン載せるのは気を遣います。
 
それもコツがあるんですね~。
 
 
エンジン寝かしてフレームを持っていけば楽ちん。
 
 
Oさん、黒もいいですね!
 
このトラのメカメカしい所が大好きです。
 
古いハーレーや国産旧車なんかも個々のパーツが一々カッコいいですよね。
 
機能美って言うのですかね?
 
ボルトオンパーツみたいに、付きゃあいい!みたいな感じじゃあね。
 
元からそうだったかのように自然な、完成度の高いしゃれたパーツを作っていきたいですね~!
 
 
 
今回一度全ばらしして少し改良すべき所も発見出来て良かったです。
 
納車までもう少々お待ちください。
 
 
 


2013年11月5日火曜日

トライアンフ  T140 フレームペイント

 TXは置いといてトライアンフを新オーナー様のご注文でフレームをブラックにペイントします。
 
さらっと言いましたが結構大変。
 
もとはシルバーですね。
 
ニューオーダーチョッパーショーに出展車両です。
 

早速バラバラ
 
フレーム単体です。
 
このフレーム、もとはオイルインフレームで大加工しております。
 


 
これがもともと ↓
 
在庫のトラT140です。
 
時間が空けばこいつも思い切ったカスタムしていきます。
 



2013年11月4日月曜日

TX650 フレーム 完成 !


 電流値高めでしっかり溶接
 
補強も完了
 
 
結構低くなりました。
 
 
自分の中ではすでにかっこいい(笑)
 
この状態を眺めてると妄想が膨らむ!
 


 
タンクは何にしようかな?
 
そういえばTX(XS)にはマスタング乗っけた事無かったからやってみようかな。


TX650 フレーム 

 シートレールすり合わせ
 
測っては削る、測っては削るの繰り返し
 
 
ぴちっと合わせないときれいに溶接出来ないし強度も出ない
 
 
バッチリ寸法出たので本溶接
 
サススタッドは左右繋がったまま溶接してその後真ん中を切り落とします。
 
 


2013年11月3日日曜日

フレーム加工続き

パイプベンダーで曲げたパイプにインローを入れる
 
ハンマーで軽く叩いてトントンと入る感じが気持ちいい
 
あらかじめ開けた穴をインロー入れてからプラグ溶接
 
抜け止めですね。
 
 

 
 フレーム側に刺す!
 
 
そして車高を決める
 
イメージ膨らまして眺める
 
眺める
 
作業より眺めている時間の方が長い(笑)
 

 
最初がこれ↓
 
 
5センチダウンくらいかな?